入札参加資格取得後は電子入札システムの利用者登録を
入札には電子入札システム『調達ポータル』(自治体の場合はそれぞれの入札システム)を使用することが多くなっています。
電子入札システムでは、ネット上で入札案件の仕様書の閲覧、入札、契約、検収、請求ができます。
その準備として、電子証明書の取得と設定・電子入札システムのインストールと利用者登録が必要となります。
1. 電子証明書の取得と設定
電子証明書(個人事業主の場合はマイナンバーカード)が必要
電子証明書とは、インターネット上で本人証明を行うための「暗号カギ」です。
これがないと電子調達システムが使えず、入札に参加できません。
『民間認証局』という業者から、御社代表名義の「電子証明書」を発行してもらい、
それがPCで動くように設定します。
パソコン内部に保存しておくファイル形式と、ICカード形式がありますが、
セキュリティ上、ICカードを選択されることをお勧めします。
自社のパソコンで利用するための、ICカードリーダーの購入と設定も必要です。
電子証明書の取得方法
発行の申込みのために必要な書類は以下のとおり。
・法人でしたら「履歴事項全部証明書」「印鑑登録証明書」「代表者の住民票の写しと印鑑証明書」など
・個人でしたら「住民票の写し」「印鑑登録証明書」「確定申告書の写し(収受日付が押されたもの)」など
申込みから電子証明書の到着まで郵送となりますので、時間がかかります。
電子証明書発行の申込み先(対応認証局)
2. 電子調達システムのインストールと環境設定
① 事前準備
全省庁統一資格で説明しますが、どの自治体でも流れはだいたい同じです。
「調達ポータル」で操作マニュアルを参考に、電子証明書を使うための環境設定をします。
2022年以降、Windows10以降のOSとChrome・edgeブラウザが使えるようになり、
設定は格段に楽になりました。
また、設定ソフトを提供している認証局もありますので、電子証明書購入の際に確認してみてください。
② 電子調達システムのインストール
「調達ポータル」から、電子調達システムのソフトウェアをダウンロードしてインストールして、
利用者登録を行います。
電子証明書が使えるようになっていれば、利用者登録はすんなり完了するはずです。
電子証明書取得・PC環境設定サポート
当事務所ではPC設定のサポートサービスもしています
- パソコンの設定などで苦労したくない。
- 電子証明書の取得、設定の方法がよくわからない。
- インストールしたけれど、エラーとなってしまう。
そんなときはPC設定サポートをご利用ください。
リモート操作でのサポートも始めました。遠方からごの依頼もできます。
Zoomを使って、お使いのPCをリモート操作してのサポートも可能です。
ただし、お使いのPCによってはリモートに対応できない場合もありますので、
事前にお問合せください。
出張サポート料金
わけがわからないまま進めてしまうと、パソコンそのものが動かなくなってしまうという事態も起こりえます。
困ったらそこで止めてすぐにご相談、をお勧めします。
全省庁統一資格申請代行をご利用いただいたとき
電子証明書取得の相談 | 無料 |
PC設定出張サポート | 30,000円 (交通費等実費別途) |
PC設定のみご利用のとき
代行業者に頼んで統一資格は取れたけど、「あとはご自分で」と言われました。。
電子証明書取得の相談 | 10,000円 |
PC設定出張サポート | 40,000円 (交通費等実費別途) |
「全省庁統一資格」取得は申請代行が便利です。
- 確実にスムーズに入札参加資格を取りたい
- 申請手続きをしている時間がない
- 近くに申請代行してくれるところがない
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