
何から始めればいいか
独立したい、起業したい、自分の会社を始めたい。そう思ってはいるけど、具体的に何から始めていいのか。
インターネットで情報収集、というのが一般的だとは思うのですが、
もっといいのは自治体や商工会議所などで行っている「創業支援」事業を活用することです。
「お住いの市町村名+創業」で検索すると、相談すべき部署が分かります。
一例で、千葉市だと「千葉市産業振興財団」という機関がありますが、こういった窓口もその検索でヒットするはずです。
個別相談や、低額でセミナー・講習会を受講でき、経営者となる基礎を学べるのでおすすめです。
また、資金面については、
各県の「信用保証協会」や、「日本政策金融公庫」などのホームページもチェックしてみましょう。
開業の準備については中小企業庁のこちらの小冊子が分かりやすくまとまっています。
また、千葉市中心ですが、創業支援制度・機関をまとめましたのでご参照ください。
そして、起業するときはいろ悩みや不安が出てくるもの。
・自宅で起業するか悩んでいる
・事務所を借りるかレンタルオフィスにするか決めかねている
・会社員から経営者になることが不安
・全部自分でやらなければいけないプレッシャー
・人を雇ってもうまく使えるだろうか など。
もちろん、当所所でも起業についてのいろいろなご相談にお答えしています。
起業するときはこれも考えて
最初からつまずかないよう、やっておくべき3つのこと。
ここが大切
店舗や事務所を借りるのは、事業計画を考え、以下の3つを始めた後にしましょう。
「いい物件が見つかった!」と急いで契約してしまうと、開店までの何ヵ月はカラ家賃(営業はしていないのに家賃だけが発生する)を払う期間が長くなります。
そうすると「とにかく早く開業しないと!」としか考えられなくなり、やっつけ仕事で開業準備、となってしまいます。
1.創業融資を受けておく
開業資金が不足している場合、日本政策金融公庫や信用保証協会で融資を受けることもできます。これらは無担保・無保証人・低金利です。
じつは、開業するまでの資金を自分で準備してあったとしても、それだけでは不十分です。
売上が順調になるまでには予想以上に時間がかかるものです。その間でも、仕入・家賃・人件費・その他諸経費で現金がどんどん出ていきます。さらに売掛金回収までのタイムラグがあります。
ですので、開業直後のことも考えて、資金が底をついたりしないよう余裕を持たせておくことが必須となります。
そして、この資金的余裕があることが経営者の心の余裕にもつながります。
融資を受ける・借金というとネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、それは会社員時代の感覚。
経営者には、特に開業時と事業の成長時期にはうまく利用すべきものです。
2.許認可について事前確認
事業を行うのには官公庁の営業許可が必要な業種もあります。
そして、許可が必要な業種ほとんどに当てはまることですが、許可申請は、事務所や機械・車両などを全部揃えてからはじめて手続きを開始します。
その時点で開業に必要な投資がほとんど終わっているわけで、それで営業許可が下りないと大損害です。
ですので、開業準備を始める際に、管轄する行政機関に許可にはどのような要件があるかを問い合わせ、許可の見込みを確認しておきましょう。
3.補助金を申請できるか検討
補助金とは、経済産業省などが企業を支援する、返済不要のお金です。
「小規模事業者持続化補助金」だと、創業時の補助金上限額は通常の2倍、補助割合は3分の2ですから、
300万円かかる投資が実質100万円でできるという、大きなメリットがあります。
ただし、補助金を受けるには審査があり、かつ後払いとなります。
審査に通って、そのあと申請したとおりのものを購入し、その確認ができてはじめて補助金が支給されます。
さらに以下も注意点です。
・開業届を出した後でないと申請できない
・タイミングと内容によっては、申請から補助金振込まで半年以上かかることがある
今すぐ購入しなければならないといった用途では無理ですが、
数か月後、販促のために絶対必要になるもの(”新商品販促用のホームページなど”)をターゲットとして、補助金が使えないか検討しておきましょう。
先に資金を用意しておく必要があるので、創業融資とセットでの利用がおすすめです。
起業支援メニュー
宇井行政書士事務所は千葉の起業を応援しています。
起業するとき利用できるサービス
事務員を雇うかどうか悩んでいるときには
おひとりで、またはご家族で経営されている場合などで、事務員を雇うほどではないが、自分で全部やるのは大変すぎる。
そんなときは、事務の一部委託というご依頼も受けています。
具体的には、会計記帳の代行・各種相談、といったものです。困りごとができたときは優先的に対応させていただき、また、非常勤にすることで備品や人件費の大幅削減が可能です。
料金についてはこちらをご参照ください。
起業に関連する記事
いま何が必要ですか?宇井行政書士事務所がサポートします。
出張相談対応
ご希望の場所へ訪問します。千葉市内は出張料無料。
平日夜・土日でも相談可
平日夜21時まで、土日のご相談にも対応しています。
初回相談無料
相談したら必ず当事務所に依頼しなければいけないということはありあません。
初回相談無料。お気軽にどうぞ。050-6861-7330お電話受付時間 10:00-21:00 [ 土日除く ]
メールで問い合わせ 24時間受付中、土日祝でも大丈夫です