最終更新日:2025年7月23日
日本政策金融公庫のインターネット申し込み
日本政策金融公庫(長いので、以下「公庫」)の融資申し込みはインターネット申し込みをお勧めします。
・紙ベースと比べて受付が早い
・借入申込書を手書きしなくていい
・郵送の手間と時間がかからない
などのメリットがあるからです。
ただし、”ネットで簡単申し込み”と見えても、
審査じたいは今までと変わりありませんので、いろいろ注意すべき点もあります。
1. インターネット申し込みの流れ
インターネット申し込みは、日本政策金融公庫の「国民生活事業」という部門への融資申し込みです。
概要
必要書類の準備
書類はPDFでスキャンして、分かり易いファイル名をつけておきます。
メールアドレスの登録(「事業資金お申込受付」画面で最初に行うこと)
まず申込者のメールアドレスを登録し、
送られてきたリンクをクリックすると申込画面に入れます。
申込内容の入力
会社の基本情報や、申込人(代表者)個人の情報、借入希望金額や返済方法といった項目に記入します。
必要書類の添付
必要書類の添付は別システムと連動させているため注意が必要です。
入力内容を確認し、申込
・申込完了メールが送られてきます。
・数日後に公庫から連絡があります。
3.各ステップでの注意事項
STEP1: 必要書類の準備
準備する資料はこちらのページでご確認ください。
・企業概要書または創業計画書などはすべて記入を済ませておきます。(これにはかなりの時間がかかります)
・履歴事項全部証明書、確定申告書、その他必要書類、資格や営業許可の証明書などはPDFでスキャンし、 分かり易いファイル名に変更しておきます。
(iPhoneで撮影した画像をそのまま添付などはしないこと。)
STEP2: メールアドレスの登録(「事業資金お申込受付」画面で最初に行うこと)
(1) 日本政策金融公庫のトップページで[融資のお申込みはこちら(国民生活事業)]ボタンをクリックします。
(2) インターネット申込(国民生活事業)で[インターネット申込(事業資金)はこちら]ボタンをクリックします。
(3) 申込者本人のメールアドレスを入力して登録します。
公庫からの連絡メールはすべて、ここで登録したメールアドレスに送られてきます。
・メールが送信されてから24時間以内にリンクをクリックしないと無効となります。
・リンクをクリックしてから72時間以内に申込を完了しないと内容はリセットされ、最初からやり直しとなります。
STEP3: 申込内容の入力
STEP2:で送らてきたメールのURLをクリックすると、「事業資金お申込フォーム入力」画面が開きます。
入力中に注意すること全般
・入力途中でブラウザを閉じてしまったり、タブの✖印を押して画面を消してしまうと、 そこでリセットされて、最初からやり直しとなります。
・操作がない状態で60分経過すると強制ログアウトとなり、入力したデータが消去されるので注意。
・申込内容入力中に一時保存ができますが、そのときもメールが送られてきます。
(最初に来たメールではなく)そのメールのリンクをクリックし、 一時保存のときに設定したパスワードを入力することで申込を再開できます。
各入力項目について
入力する事項は、
① お申込人に関する情報
会社の名称(屋号)、代表者について、創立年月日、本店所在地、営業所所在地、代表者の自宅住所、業種、従業員数、申込人(代表者)の連絡先などを入力します。
・会社の履歴事項全部証明書の記載と一致させてください。
・個人事業主の場合、創立年月日は開業届にある開業日とします。
・創業融資で、まだ開業していない場合は(だいたいの)開業予定日を記入します。
② お申込人または代表者のご家族に関する情報
個人事業主でも代表取締役でも、返済能力をはかる資料として記入は必須です。
※家族が専従者となっている場合、職業は「無職・その他」を選択します。
③ お申込内容

[お申込金額・資金の使いみち]
創業計画書、または設備投資計画書等の記載額と必ず一致させます。
[返済期間]
設備資金20年、運転資金10年が最長となりますが、融資制度によっても異なります。
希望通りにいかない場合もあります。
[元金据置]
最初のうちは利息だけの支払とすることができます。期間は最長で2年ですが、融資制度によっても異なります。
[支店窓口]
公庫は支店毎に担当地域が割り当てられていますので、黄色のマーカーの部分をクリックして検索します。
・法人 →本店所在地
・個人 →住民票の住所(店舗/事務所がある場合はその所在地)
[お借入希望日]
申込から1ヶ月後程度が目安です。
(4週間以内の日付を指定するとアラートが表示されますが無視してかまいません。)

[不動産担保の提供]
基本的には「希望しない」で大丈夫です。
[法人代表者の連帯保証を不要とする]
創業融資の場合は「希望する」にチェック。
税務申告を2期以上行っている場合は、基本的に連帯保証が必要。
不動産担保・連帯保証は、融資額などの条件によっては、面談のとき要求されることもあります。
⑤ すべて入力し終わったら、「書類提出画面に進む」ボタンをクリックします。
STEP4: 書類の添付
書類添付の手順
添付が必要な書類の確定
書類提出画面に進み、
・許認可等(許可、認可、登録、指定、届出または認証)が必要な事業を営んでいますか?
・日本公庫電子契約サービス(国民生活事業)の利用を希望しますか?
などの設問に答えると、添付が必要な書類が確定します。
ファイルをアップロード
[資料アップロード画面へ]ボタンをクリックすると、新しい画面で開きます。
必要な書類をすべて添付したら[アップロード]ボタンをクリックしてください。
「アップロード成功」ポップアップが表示されれば正常にアップロードされています。
資料をExcelなどで開きっぱなしにしてあるとダウンロードが完了しないことがあるので、ファイルを閉じてから添付をやり直してください。
申込画面に戻って、提出書類を確認する
ブラウザのタブをクリックして、元の申込フォームに戻ります。
(添付1で表示した画面)
添付したファイルを確認します。
もし過不足がある場合は追加・削除してください。
申込画面に戻って、提出書類にチェックを入れる
ブラウザのタブをクリックして、元の申込フォームに戻ります。
(添付1で表示した画面)
添付したファイルにチェックを入れた後、画面下の「確認画面へ」をクリックします。
※「必要書類提出済」はすでに郵送などで書類を提出している場合にチェックするところです。オンラインで全部をアップロードしている場合はチェックしません。
STEP5: 入力内容の確認と申し込み
「内容確認」ページで、入力した内容を確認し、間違いがなければ「申込む」ボタンをクリックして申込を完了させます。
正常に完了していれば、申込データ受付メールが送信されてきます。
数日後に公庫から面談日程および追加で必要な書類についての連絡があります。
面談は申込完了から約1週間後です。
※申込完了後に申込内容の変更、書類の追加アップロードはできません。
直接公庫の支店に連絡してください。
3. まとめ
日本政策金融公庫は、創業者・小規模事業者にも親身に対応してくれています。
申込の内容について多少間違いがあったとしても、それだけで却下とはなりません。
ただし、確認事項や資料の追加提出などがあると、融資実行までの時間が遅れてしまいます。
また、添付資料のファイル名などでも触れましたが、できるだけ受付処理しやすいよう心配りも大切です。
申込時の提出資料は必要最小限のものになっていますが、
融資成功のためにはできるだけ「事業がうまくいくアピール」資料を追加するようにしてください。
事業計画書や『資金繰り表』などは必須の書類と考えていいと思います。